イタリアで気をつけること!交通機関に注意!

      2018/10/20

前回の記事ではイタリアの治安!話しかけてくる男性に注意!について書きましたが、イタリアに行ってみて交通機関についても注意が必要だと思ったので、まとめてみました。

スポンサーリンク

電車

電車はイタリアでは主要な交通機関のうちの一つ。特に鉄道が発達しているヨーロッパでは国内の移動はもちろん国外への移動でも使われています。さらに飛行機よりも安く行けてお得。そんな電車でも今回知っておいた方がいいことが結構会ったので、紹介したいと思います。

リージョナル電車に乗るときは乗り遅れないように

イタリアの主要な鉄道はいくつかあるのですが、最も有名なのはTrenitaliaという鉄道会社です。ウェブサイトから目的地への電車の有無が確認でき、チケットの予約、購入もできます。発車時刻は意外にも(失礼!)割と正確。イタリアの電車は時間にルーズと聞いていただけに驚きでした。

そんな電車ですが、主要都市はまだしも地方に行くときには乗り遅れないよう注意が必要です。今回イタリア一の鉄道路線を所有するローマ・テルミニ駅からペルージャまで行ってみたのですが、一本電車を乗り過ごすと次の電車をしばらく待たなければなりません。それも10分、20分どころではなく、2、3時間。チケットには種類があり、同じ電車、同じ経由地に乗る場合には1日どの時間帯に乗っても問題ありませんが、乗る電車を変えたい(ローマはトレニタリアの他にも電車が走っているので)場合にはチケットを買い直さなくてはいけないのです。

特にアッシジ、シエナ、ペルージャなど観光地ではありながらも超高速電車が走っていないところへ行くときには特に注意してください。一度乗り遅れると私のように2時間半も待つになってしまいます。電車にももちろんよるのですが、出発の30分前にはホームでスタンバイしていた方がいいかと思います。出発の20分ほど前にはもう電車が来ますので。

ローマテルミニ駅の構内。常に多くの人で混雑しています。

チケットの購入方法

チケットの購入にはいくつか方法があります。空きさえあれば当日駅に行って購入することも可能です。ただ空席があればの話。空席がない場合には料金の高いファーストクラスに変更したり、別の電車に乗らなくてはいけないことになります。特にフライトなどのために絶対この電車に乗らなければいけない!という場合にはウェブサイトからの事前予約をお勧めします。

駅構内の券売機

一番主要な方法は駅構内にある券売機で購入することでしょう。出発10分前までの電車のチケットを販売しています。購入方法は行き先を入れて時間を選び、お金を入れる。現金かクレジットカード払いが選べます。ドイツの券売機と比べるととてもわかりやすいです。

日本語での表記はありません。左上のBUY YOUR TICKETから行き先を入れて購入します。

ウェブサイト

到着時間が決まっていて絶対この電車に乗り遅れられない、というときにはウェブサイトでの事前購入をお勧めします。あらかじめgoogleなどで電車の便名、鉄道会社を調べて各鉄道会社(もしくはバス会社)のウェブサイトから購入しましょう。チケットは印刷またはスマートフォンからダウンロードでき、乗車時に提示します。

私が利用した鉄道会社
  • Trenitalia…イタリアの国鉄会社
  • italo...イタリアの高速列車
  • OBB,,,オーストリアの鉄道会社。国外への路線も多数

チケットオフィス

一番おすすめしないのがチケットオフィスでの購入。というのもチケットオフィスは常に長蛇の列なんです。チケットオフィスへの列とは別に番号をもらうだけでも待つことになります。

ペナルティ(罰金)

日本だと、電車の切符を買い忘れたりしても車内で買わせてくれたりしますよね。(今はほとんどIC化してるからそんなこともないのでしょうか?)でもイタリアではそうはいきません。行き先までの正しいチケットを買っていないと普通に罰金払わされます。イタリアに関わらずヨーロッパってどこでも電車料金には厳しいです。(地下鉄はほとんど車掌さん巡回していないので例外ですが)

トレニタリアに乗っているときにチケットチェックのクルーが来てチケットをチェックしていたのですが、前の席に座っている女性のチケットが正しい行き先行きのチケットではなかったらしく、”Your ticket is invalid. You have to pay for panalty.”みたいなことを言われていました。

クルーが何度かチケットチェックのため巡回していたので、参考のためにペナルティの金額を聞いてみると、ペナルティの額は場所によって異なるんだとか。ローマで€5、フィレンツェでは€16、ここ(ペルージャ近く)では€60と言っていました。後から調べてみたのですが、乗車時に刻印していないときもペナルティが課せられるそうなので、注意が必要です。

ちなみにオンラインで予約したときにはバーコードが出て、それを車内で読み取るので刻印等は不要です。

ストライキ

ヨーロッパではよく聞きますが、ヨーロッパではストライキで1日電車が運行しないということが稀にあります。イタリアでももちろん然り。私が滞在している間ゲストハウスで一緒になった韓国人の女の子が教えてくれたのですが、”今日はストライキがあって、5時まで電車が動かない”と言っていました。場合によっては予定を変更しなければならないことも出てきそうです。

タクシー

イタリア人の友人が言っていたのですが、イタリアのタクシーは高い!とのこと。私がイタリアに初めて行った10年前には特に白タクに注意するように言われていて、駅に降りたとたんにタクシーの呼び込みがいましたが、今回ローマに降りたときには白タクの呼び込みには会いませんでした。

深夜料金

場所にもよりますが、通常の初乗りで€3〜4ほど。深夜になると初乗り€9ほどになります。今回早朝にタクシーを利用しなければならず、ホテルからタクシーを呼んで車で10分くらいの駅まで利用しました。メーターも確認していましたが、駅についたときには€13.60と言われ、メーターいくらなのかを聞くと、朝6時までは深夜料金が適用されて高くなる、とのこと。日本もタクシーが高い国と言われますが、深夜料金、車で10分で1,700円は結構な値段です。

まとめ

前回の記事含め、イタリアは知識がないとちょっと注意が必要な国だと思いました。交通機関に関しては決して不便というわけではありませんが、電車やタクシーの乗り方に関しては事前に一度目を通してから利用した方がよさそうです。

スポンサーリンク

 - 海外旅行 , , , , ,