海外ドラマから学ぶ!SUITSでよく出てくるビジネス英会話

   

前回に続き海外ドラマSUITSに出てくる英会話フレーズを紹介したいと思いますが、今回はビジネス英会話編です。

オフィスのシーンが多いこのドラマではビジネスで使われる英会話表現がたくさん出てきます。

今回はオフィスに勤めていたら毎日使うような同意、賛同するときの表現とさらに詳細や理由を聞くときに使う表現について詳しく紹介したいと思います。

それではみていきましょう!

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ボスに対して”了解”というときの表現

あなたのオフィスには上司がますか?上司や同僚と仕事していますか?

何か指示や頼みごとをされたとき、”はい、了解しました”、もしくは”難しいです”というような返事をしていると思います。

承諾の表現で一番単純なのは”OK”(okay)が思いつくかもしれませんが、もちろんそれだけではありません。

ここではドラマSUITSによく出てくる、了解や賛同するときの表現をみていきたいと思います。

get it done

“get”は非常に多くの意味を持つ単語ですが、get someting doneで”ものごとを済んだ状態にする”、つまり”終わらせる”という意味になります。

ドラマ内でも何か指示をされたときに”I’ll get it done.”(やります、取り掛かります、終わらせます)と、承諾した表現になります。

I’m in

be動詞+inで何かに入っている状態を表しますが、主語(I)+ in で”中にいる”、つまり”(誘いなどに)乗った”、(仕事に)取り掛かる”という意味になります。

何か案件を持ちかけられて”What do you think?”(どう思う?)と聞かれたときに、”I’m in.”というのは”賛成です、私が(その仕事)引き受けます”という意味合いになります。

be working on it = on it

“work on …”で”…に取り掛かる”、”…に取り組む”という意味です。

“I’m working on it”で”それに取りかかります”、”取り組んでいます”と言った意味になります。

もちろんwillを使って”I will work on it”ということもできます。

be working を省略して、”on it”という言い方もあります。

意味は同じですが、”わかりました”という感じが出ます。

got it

get it”それを理解する”という意味で、過去形になると”理解した”という意味です。

“I got it.”(わかりました、了解しました)

指示を承諾する、物事を説明されて理解したときに言います。

got you = gotcha

もう一つ”あなたの言っていることを理解した”という意味で”I got you.”という言い方もあります。

ただこのドラマでは使われていませんが、こちらも仕事上”了解”という意味で使われる表現です。

短縮して”gotcha”(ガッチャ)ということもあります。

よりカジュアルな表現になります。

take care of it

“それの世話をする、それの面倒を見る”という意味です。

上司や同僚から指示されて”I’ll take care of it.”と言うと”私がそれに取り掛かります”と言う意味合いになります。

done

“do”過去分詞形です。

“It’s done.”のIt’sが省略された形です。

頼まれごとをされて”done”と答えると”よし”、了解”、”いいよ”、”もう済んでいる”といった意味合いになります。

“今いいですか?”、”話があるのですが”、と聞くときの表現

あなたは会社で上司や同僚に話しかけるとき、”今お時間ありますか?”や”ちょっといいですか?”のような断りをとってから用件を言っていますか?

人ぞれぞれだと思いますが、英語にもこのような表現が存在します。

ドラマ内でもレイチェルやルイスが上司部下の上下関係に関わらず言っています。

かと思えば突然オフィスに入って怒鳴りつけると言う場面もこのドラマ内ではたくさんあるんですけどね。

Do you have a minute? / got a minute?

“ちょっとお時間ありますか?”と聞くときの表現。

“a minute”は直訳すると”1分”ですが、”See you a minute.”(またすぐ後で)というときに使われてるように”すぐ、ちょっと”という意味合いもあります。

同じ意味でも短縮形の表現は”got a minute?”

“ちょっと時間もらえる?”ちょっといい?”という表現です。

I need to talk

“話がある”というときはこの表現。

“話す必要がある”、”話したいんだけど”といった用件に入る前の前置きです。

マイクやハーヴィーも”I need to talk.”と言ってから本題を話すシーンがあります。

理由・詳細を訪ねる表現

もう一つよく会話で使われそうな理由や詳細を聞くときの表現についても紹介したいと思います。

理由を聞く表現として”why?”がありますが、実はこのドラマではwhy?と言う表現はあまり使われていないんです。

日本語訳は”なぜですか?”と訳されていることが多いのですが、ドラマ内での表現ではむしろ”何の考えがあるんですか?”とか”どういうことですか?”と言われている方が多いです。

それでは一つ一つみていきましょう。

What’s on your mind?

“何を考えているんですか?、”何の考えがあるんですか?”

相手の言っていることが理解できなかった、よくわからなかった、どういう風に考えているんですか?と聞くときの表現。

What are you talking about?

直訳は”何について話しているんですか?”から”あなたの言っていることがよくわからないのでもっと説明してください”と言った意味合いになります。

What do you mean? = meaning?

意味はそのまま”どういう意味ですか?”ですが、これももっと詳しい説明が欲しいときにいう表現です。

短縮形の”meaning?というのは”つまり?”、”と言うと?”と付け足しや補足を促す表現でその後で相手がより具体的な詳細を説明したりしています。

I don’t understand.

これはかなりダイレクトな表現ですが、”理解できません”

わかりません、理解できませんと言われたら、その後で相手がわかるように説明を加えますよね?

ここで紹介しているどの表現も”なぜですか?”という表現は使っていないものの”どういうことですか?”、”理由を説明してください”という表現になっています。

敬語は?

Sir / Ma’am

このドラマ内では”口を慎め”という表現はよく出てくるものの形式張った敬語はあまりありません。

強いていうなら頼みごとをするときにはwillをwould、canをcouldというところでしょうか。

でも目上の人にwillやcanを使ったからと言って無礼という意味ではありません。

ただ、sir(男性に対して)とma’am(女性に対して)をつけるとその表現にです・ます調がつけ加わったように相手を敬っている感じが出ます。

COOに昇進したドナがマイクに”これからはわたしに敬語で話さなきゃね”というセリフがありますが、そのときにも”You have to say to me “are you serios, ma’am?””と言っています。

sir/ma’amをつけることによって敬語表現を表していることがわかります。

いろいろな言い回しを増やすことでよりネイティブらしい表現になる

日本語訳を見ていると割と決まった一つの言葉で訳されていることが多いですが、例えば英語にはボスに了解という表現でさえもかなりたくさんの言い回しがあることがわかります。

ドラマの内容もおもしろいので、ぜひSUITSから英会話表現を学んでネイティブらしい表現を身につけましょう!

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