英単語の覚え方〜単語の意味は推測できる〜

      2018/12/11

TOEICで高得点を取るだけでなく、ビジネスのシーンでも日常会話でも英単語をたくさん覚えることはとてもアドバンテージになります。

特に英語は反復と言って同じ単語や文章をなんども使うことを嫌う言語です。多くの単語を覚えることはある意味必須です。しかしだからと言って片っ端から一つずつ覚えるのも要領が悪いです。なぜなら英単語はある程度分解でき、分解したものにもそれぞれ意味があるので、知らない単語でも分解された語が持つ意味がわかっていればある程度推測できるんです。

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英単語には接頭語・語根がある

英単語は実はいくつかの要素に分解されます。頭とお尻につくものをそれぞれ”接頭語””語根”と言います。これらは単語ではありませんが、それぞれ意味を持っています。

接頭語

接頭語は単語の最初に来る語のことです。あなたもよく見るこれらがその接頭語というやつです。

re -(again)

reというのは繰り返しや再び(again)という意味の接頭語です。

  • return … re(再び) + turn(回る) = 帰る
  • recollection … re(再び) + collection(集めること) = 回想
  • remind … re(再び) + mind(気にする) = 思い出す
  • relocate … re(再び) + locate(位置する) = 引っ越す

co -(together)

coは共にという意味の接頭語です。

  • coexist – co(共に) + exist(存在する) = 共生する
  • collaborate … co(共に) + laborate(働く) = 共同作業をする
  • coworker … co(共に) + worker(働く人) = 同僚

extra -(beyond, outside)

extraは超えた・外部のという意味の接頭語です。

  • extraordinary … extra(超えた) + ordinary(普通の) = 並外れた
  • extraterrestrial … extra(外の) + terrestrial(地球上の生物)  = 地球外生命体

anti -(against, opposite)

antiは反対のという意味の接頭語です。よくある有名な人がいて、その有名人が気に入らない人達なんかのことをアンチって言いますよね?

  • antipathy … anti(反対) + pathy(感情) = 反感
  • anti-biotechnology … anti(反対) + biotechnology(生物工学) = 反生物工学

語根

語根は単語の後ろについている語のことです。語根にもそれぞれ意味があります。

– phobia(fear)

  • acrophobia… acro(空) + phobia(恐怖) =高所恐怖症
  • hydrophobia … hydro(水の) + phobia(恐怖) = 恐水病、狂犬病

– logue(language)

  • monologue … mono(単一の) + logue(話) = 一人芝居
  • prologue… pro(初めの) + logue(話) = プロローグ

– scribe(write)

  • describe … de(下に) + scribe(書く) = 描写する
  • subscribe… sub(下に) + scribe(書く) = 購読する、署名する

おすすめ英単語集

ここに載せている接頭語・接尾語は一部なのでもっと勉強するにはこちらがおすすめ。TOEFLテスト用と書いてありますが、TOEICやIELTSの勉強にも使えます。

まとめ

  • 英語は反復(何度も同じ単語や表現を使うこと)を嫌う言語
  • 英単語は接頭語と語根の要素に分解できる
  • 接頭語と語根にはそれぞれ意味があるので、英単語の意味はある程度推測することができる

わからない単語に出会っても今はインターネットですぐ調べられますからね!ですが試験のときはさすがにカンニングできないので、TOEICなんかで単語の意味の問題が出たときなどには意味を推測してみてください。

語に分解するときれいな日本語の意味でなくても何となく単語の意味が推測できます。英単語は接頭語・語根に分けて覚えた方が、10,000単語丸ごと覚えるようとするより楽しく覚えられるので参考にしてみてください。

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