タイ・バンコクのデジタルノマドとは?!バンコクのコワーキングスペースを体験してわかったメリット
近年海外では”デジタルノマド”と呼ばれる人たちが急増しています。日本では”ノマドワーカー”、”ノマドワーク”、”フリーランス”と言ったりしますが、時間や場所を選ばず仕事をしている人たちのことを呼んでいます。
今後のリモートワークに関する予測では3年前にに2035年までに全世界にいる1億人がデジタルノマドの働き方をしているだろう、と言っています。1億人って大雑把に言うと現在の日本の人口と同じくらいですね。日本国民全員がフリーランスになるというイメージですね。
目次
デジタルノマドとは?!
もう少し具体的に説明すると、デジタルノマドとはインターネットを使ってオンライン上でいつでもどこでも仕事ができるというのが特徴です。パソコン一台で世界を飛び回りながら仕事をしたり、日本のお客さんを持ちながらも海外に住んでいたり、会社に出社しなくてもバタ楽場所を選ばず仕事をして、生計を立てている人のことです。
デジタルノマドの具体的な職業
デジタルノマドの一部を紹介してみると、
プログラマー・エンジニア
ITエンジニアの需要は年々右肩上がりです。今後もさらに需要は上がっていくでしょう。まさにパソコン一台あれば、インターネット上で完結できる仕事の代表例ですね。
Webデザイナー
フォトショップやイラストレーターを使いながら企業のホームページやロゴ、広告バナーなどPC上でデザインする仕事もPC一台あればできます。
ライター
Webライターと言われることもありますが、基本的にPCで文字が打つ環境があれば場所問わずをどこでもできます。
翻訳家
現地に行ってその場で訳す通訳と違い、文書翻訳の場合にはこちらも書面があればどこでもできるお仕事です。
ブロガー・YouTuber
インフルエンサー系のお仕事。これもPC一台とインターネット環境があればどこでもできますよね。
フォトグラファー・イラストレーター
風景などを撮影するフォトグラファーはスタジオとか必要ないですよね。イラストレーターも今の時代タブレット上でイラストも描ける時代なので場所を問わず働けるお仕事です。
起業家
すでに会社などを持っていて誰かに仕事を任せてどこでも働ける起業家。
デジタルノマドのメッカ〜タイのチェンマイ・バンコク〜
今回タイがデジタルノマドが集まる場所として有名との話を聞いたので、早速行ってきました。バンコクに行ってきたのですが、他にもチェンマイもデジタルノマドが生息する場所としてとても有名です。
バンコクではデジタルノマド、フリーランスが働きやすい環境が整っています。その環境とはコワーキングスペースが充実していることと、wifi環境のよさにありました。
バンコクのコワーキングスペース
実際にバンコクに6日間滞在して、コワーキングスペースに行ってみました。多くのところは月曜日から金曜日まで空いていて、営業時間は施設により異なります。今回私が行ってみたコワーキングスペースを紹介します。
The Hive
泊まっていたホテルから一番近かったので行ってみました。残念ながら1日利用者に対してはバンコクのコワーキングスペースはほとんどのところが土日はお休みです。
世界各国にコワーキングスペースがあって、日本(東京)にもあります!
- 住所:46/9 Soi Sukhumvit 49 Klong Ton Nua Sub-District Wattana District Bangkok(トンロー駅から徒歩14分)
- Open : Mon – Sat
- Operation time : 8.00 – 20.00(1ヶ月以上の利用者には24時間7日間利用が可能)
- 料金:350バーツ/日、3,000バーツ/10日、5,500/月
受付はこの建物の3階です。1階にはスパがあります
コワーキングスペースの様子
HUBBA EKKAMAI
タイで一番有名なコワーキングスペースHubba。バンコクのコワーキングスペースを全く知らなかった私ですが、調べてみたらコワーキングスペースに迷ったらここに行け!くらい有名です。
- 住所:19 Soi Ekkamai 4, Sukumvit 63 Rd., Prakanong Nua, Bangkok 10110 (BTSスカイトレインのエカマイ駅から徒歩12分)
- Open : Mon – Sat
- Operation time : 9.00 – 18.00
- 料金:290バーツ(土曜日200バーツ)/日、3,900バーツ/月、42,900/年(席不確定)、4,900バーツ/月、53,900/年(席固定)
- 個人の利用の他にもグループや企業で使える貸しオフィスあり
外観の様子
エントランス。ちなみに木曜日はパワーランチと言ってここで作業している人みんなでランチするそうです。他のデジタルノマドとのコミュニケーションも取れますね。
受付支払いを済ませてWiFiのIDとパスワードをもらったら席を選んで作業します。出入りは自由
冷蔵庫などは自由に使えます
他にも完全に一人で作業したいとき用の部屋やオフィススペースもあります
HUBBA TO
HUBBA EKKAMAIと同じ系列のプラカノン駅周辺にあるHUBBA TO。一見わかりにくいかもしれませんが、”HABITO”という大きくておしゃれなショッピングモールの4階にあります。建物も新しく、インテリアもとてもおしゃれです。
- 住所:307, Habito Mall, 3rd Floor, Onnut 1/1 (Soi Sukhumvit 77) Wattana,
Bangkok, 10110 Thailand (ブラカノン駅から徒歩16分) - Open : Mon – Sat
- Operation Time : 9.00 – 18.00
- 料金:290バーツ(土曜日200バーツ)/日、3,900バーツ/月、42,900/年(席不確定)、4,900バーツ/月、53,900/年(席固定)
- 個人の利用の他にもグループや企業で使える貸しオフィスあり
HUBBA TOの方が広くて施設が新しかったです
HUBBA TOは実際デジタルノマドがたくさんいました。それも西洋系・アジア系の男性がメイン。終わってから少し会話を耳に挟んだのですが、”今日は◯◯のプログラムをローンチした。”というようなもの。専門性とても高いですね。。
貸しオフィスなど
コーヒーなどドリンクのセルフサービスあり
*バンコクのコワーキングスペースについてより多く紹介している記事を見つけました。こちらから確認できます。
24時間営業のカフェ
驚くことにバンコクって24時間営業のお店が思った以上に多かったです。”Tops Market”という大型スーパーが24時間営業だったり、HUBBA TOがあるHABITOのショッピングモールにも24時間営業のカフェがあります。ドリンク一杯で24時間居れ、しかもwifi無料。最高じゃないですか?
バンコクにはおしゃれなカフェがたくさんある
その他、コワーキングスペースとして営業はしていなくても、wifiを提供しているカフェってバンコクには本当にたくさんあります。むしろwifiサービスをしていないところがないくらい。このようなカフェで作業しているデジタルノマドもたくさん見かけました。
タイのWiFi事情
バンコクはどこにでもフリーWiFiがある
バンコクに来たのは2度目だったのですが、7年前に来たときはほとんど観光目当てで現地に住んでいる人の住宅地の方は行かなかったのですが、今回スクンビットを訪れてみて驚いたのが、どこにでもフリーWiFiがあるということ。レストランやカフェに入ると、店内の目につくところ、メニュー表などにWiFiのIDとパスワードが置いてあります。わからなかったら店員さんに聞けばIDとパスワード持って来てくれます。
これがとても便利!今回前回ポケットWiFi持って行かなかった反省もあって、レンタルして行ったのですが、ほとんど使いませんでした。カフェやレストランに入ればフリーで使わせてもらえて、制限なし。ただし、ログイン時パスポート番号を入れる必要があるフリーWiFiは使えないことがあったのでモバイルWiFiなり、SIMカードなりは念のため持っていくことをおすすめします。
日本のカフェやレストランってwifi提供してるところまだ珍しいですよね?それに対してバンコクはwifiサービスをしてないところを探す方が難しいくらいです。
バンコクのWiFiは速度も速い
WiFi速度はとても速いです。カフェでもレストランでもコワーキングスペースでも不便に思ったことはありませんでした。
バンコクのデジタルノマド事情
バンコクはデジタルノマドにとってとても適していると言えます。ローカルの食事を選べば食費も安く上げられますし、電車などの交通網もインフラが整っていて不便しません。
バンコクのコワーキングスペースはおしゃれでそれだけでもかなり楽しめます。バンコクでデジタルノマドを検討しているあなた、ぜひ参考にしてみてください!
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