大学に無料で行ける?!留学費用が気になる人はヨーロッパの大学を検討しよう
先日イタリアの大学院の合格体験記を書きましたが、入学許可をいただいて考えた結果、結局留学は結局しませんでした。
仕事のことが不安だったということもありますが、一番大きな懸念点だったのは”留学費用”です。ただ、今でも留学への想いは捨てきれていません。
それから学費が無料、もしくはほぼ学費無料で留学できる大学を調べてみたところ、いくつか完全に学費無料で行ける大学を見つけたので、紹介したいと思います。
施設利用料など数万円は出費が必要になることもあるかと思いますが、留学への懸念点が学費という人も多くないと思うので、ぜひ留学のハードルを下げられればと思います。
目次
留学にはまとまった資金が必要
文部科学省が発表している日本の大学の年間の授業料は国公立大学で520,800円、私立大学で817,952円です。(平成16年)
さらに受験料、入学金が国公立、私立大学どちらも280,000円ほど必要になります。文部科学省が発表している大学費用推移
一人暮らしで、私立大学となると4年間で1,000万円近くなってきます。私が2017年当時出願したイタリアの大学院は当時一年のコースで授業料が300万円くらいでした。
イタリアは自炊をすれば、1ヶ月7万円くらいで生活出来るようですが、生活費を含めて見積もっても500万円くらいでした。500万投資して今の仕事よりいい仕事を得られるかどうか不安の方が大きくて、結局留学を断念してしまったんです。
ですが!留学への想いが断ち切れず、いろいろ調べているうちに年間500万円用意しなくても、もっとずっと安い費用で留学できる国があることに気がついたんです。
完全に無料で行ける大学はドイツとチェコ
実はヨーロッパの多くの国は大学の授業料が無料のところが多いんです。下記の通り大学で無料で勉強できる国をみてみましょう。
ドイツ
ドイツは学費無料で行ける大学があります。無料であるにもかかわらず、大学の質も高く、大学の世界ランキングにもランクインしている大学がたくさんあるんです。
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学士・修士のサイトはこちら
180+ Tuition-free Universities in Germany taught in English
もちろん無料の大学ばかりではないので、学費を支払う大学も多々あるのですが、金額も日本で勉強するよりもずっと安く勉強できます。
ドイツの大学は無料もしくは格安ということは世界中で知られていて、安価で質の高い教育を求めて世界中から学生が集まります。
ノルウェー
ノルウェーも国籍に関係なく、全ての留学生が無料で学位を取得できる大学がたくさんあります。
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授業料無料なおかつ全て英語で受講できます。英語の留学用の試験IELTSかTOEFLを受けて、スコアの提示が必要になります。
チェコ
チェコの大学は英語での受講ができます。が、チェコ語での開講に限り無料です。チェコ語で受講する場合、国籍は関係ありません。
英語で受講する場合には大学や学部によって授業料が変わってきます。多くの大学はチェコ語のコースを有料で開講しているので、チェコ語を身につけて無料で大学に行くという方法もあります。
学費を有料化している大学も!
フィンランド
フィンランドの大学は以前は海外の学生に対しても無料で学位が取れる仕組みでしたが、2017年から有料化になってしまいました。ヨーロッパの学生以外は学費の支払いが必要になります。
フランス
実はフランスも2018年までは留学生に対しても学費が無料だったのですが、2019年以降はヨーロッパ以外の国からの学生に関しては学費の支払いが必要になってしまいました。
一例ですが、初回のEU以外の学生の登録料金は下記のとおりになっています。
- 約35万円(学士)
- 約47万円(修士)
学費に関しては大学や学部によっても違うので、フランスの大学留学を検討している場合はHPで確認しましょう。
英語で開講しているプログラムも多々あり
その国に留学するんだったら現地語が必要になるんじゃないか?って思いますよね?確かにチェコなど現地語ができた方が学費やコースの面で選択肢も広がることは確かです。
ただ多くの大学(特にマスターコース)は英語でコースを開講しているところがたくさんあるんです。
学費が安くて質の高い大学留学はヨーロッパが穴場
日本の場合っぽど優秀な学生で奨学生に選ばれない限り、無料で大学に行くのは考えられませんよね。しかし、ヨーロッパには無料、もしくは格安で学位が取得できる国がたくさんあるんです。
今年こそ海外にい行けることを願ってお得にいける大学を探してみましょう!
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