【海外ドラマで学ぶビジネス英会話】SUITS9に出てくるイディオム英会話表現5選

      2021/06/01

スーツのシーズン9がいよいよAmazonプライムで見れるようになりました。ファイナルシーズンです!このドラマが終わってしまうのは本当に悲しいですが、ようやくプライムで見られるようになって3日ほどで全部見終わってしまいました!

シーズン9では(シーズン9にかかわらずSUITSのドラマ全部を通して言えるかもしれませんが)イディオム表現が豊富に登場するのが印象的です。今回はSUITSシーズン9のドラマ内で出てきた表現について紹介したいと思います。

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SUITS9に登場するイディオム表現5選

sleep on

EP3: Luisが陪審員のオファーをされ、断ろうか奥さんのシーラに相談しているときにもう少し考えるように言われるシーン

Luis

Okay, Sheila. I'll sleep on it.(わかった、シーラ。もう一晩考えてみるよ)

意味はもう一晩考える、”think about one more night”の意味です。本来sleepは寝るという意味ですよね。on をつけることによって”consider”, “think about”などこのドラマでもよく出てくる表現になるのは私は今回初めて知りました。

have over

EP3: サマンサがアレックスを家に招待した翌日、サマンサがアレックスにお礼を言うシーン

Samantha

Thanks for having me over.(家に招待してくれてありがとう / お招きありがとう)

“have over”で〜を家に招待する、招くという意味になります。

“thank you for having me”で招待してくれてありがとうはアメリカやイギリスのインタビューのシーンではよく使われる表現ですが、overを加えることによって”家に”という意味になるんですね。

rip down / rip off

ripを使ったイディオムはシーズン9では2つ登場します。

rip down

EP1:ロバートの名前を事務所名から外す話が出たときにルイスがシーラに話すシーン

Louis

I'm not just gonna rip his name down.(簡単にロバートの名前は取らないよ)

“rip”はもともと剥ぎ取る、引き裂くという意味です。ですので”rip down”で”取り除く、このシーンでは”名前を取る”という意味になります。

rip off

もう一つのripを使った表現を紹介します。

EP6:ブライアンがカトリーナのオフィスに来て不当解雇されたというクライアントについて話しているシーン

Katrina

He chose to leave. And he was fairly compensated at that time. (その人は退職を選んだの。退職金も十分出ているわ)

Brian

It was ripped off.(騙されたんだ)

be off the hook

hookは洋服をかけたるフックのことです。(もの)を描ける、吊るすという動詞の意味もあります。off the hookで”フック(吊るされた状態)から外される”、”目をつけられている状態から解放される”、”見逃す”という意味合いになります。

この表現はシーズン9のエピソード6だけで少なくとも3回も出てきます。字幕の表現はところどころ変えていますが、どれも同じ意味で使われています。

シーン1:ドナがフェイに追い詰められ真実を話した後、ハーヴィーに報告しに行くシーン

Donna

We're off the hook (もう目をつけられてないわ)

シーン2:判事と話している際に偏頭痛で言葉が出てこなくなってしまったカトリーナがブライアンに助けられたことを後日スーザンに話すシーン

Katrina

He tried to let me off the hook.(彼が助けようとしてくれた)

直訳では”彼が私を責任から逃れさせてくれた”という意味ですが、”彼がピンチから救ってくれようとした”という意味合いになります。

シーン3:スーザンとカトリーナが話しているシーン

Susan

You let me off the hook for a reason. If you want to give me the second chance..., (私を見逃しましたよね。もし挽回のチャンスをくれるのなら…)

話のテーマは全て違うことですが、どれも”免除する”、”逃す”という意味ですね。

take the edge off

EP3:最後に紹介したいイディオムはネームパートナーのタイトルをフェイに奪われたルイスがシーラと話しているシーン

意味を一緒に考えてみましょう。

Louis

The worst thing happed. How is a cup of rooibos going to take the edge off?(最悪の自体が起こったんだ。ルイボスティーで落ち着くわけないだろう?)

“edge”は端、縁の他に”先の尖ったもの”、鋭いもの”という意味があります。ここでは尖ったものを取り除く(take off)と言う意味でリラックスする、和らげるという意味になります。

“take off”と”edge”を使って”relax”, “mitigate”と同じ意味になるとは今回初めての発見でした。

SUITSシーズン9ではイディオムがとってもよく使われている!

今回は私が個人的に知らなかった、でもドラマ内でよく使われている”目についたイディオム5選を紹介しました。正直SUITSのドラマ全体に言えますが、このドラマでは非常に決まり切った表現、イディオムが本当によく出てきます。

ここで紹介したのはほんの一部の印象に残った表現を選んでみました。

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