無職の税金事情!国民年金保険料をお得に支払う方法とは?!

   

自営業やフリーランスとして働いている人、私のように定職に就いていない(いわゆる無職)人は自分で国民年金保険料を納めなければいけません。。

いつも納付締切日当日もしくは一日遅れて支払っている私ですが、納付書には支払い期日があるので、忘れると延滞金や納付書の再発行など余計手間がかかります。特に国民年金は納付を延滞した場合、65歳以降にもらえる年金額に支障をきたす恐れがあります。(国民年金保険料の納付が難しい場合は市役所に免除の届けを出すことができます)

かといって今の時期コンビニや郵便局に行って対面して支払うのも抵抗があったりしませんか?私はもともと出不精なのでコンビニ行くのも億劫なのですが、納付書を見て、コンビニや郵便局の窓口払いではなくて支払える方法があることがわかりました。

私が最後に自分で支払っていたのが7年前の2014年くらいなのですが、当時に比べて支払い方法も増えていて、しかも国民年金もクレジットカード決済が可能になっていました。しかも申し込み期限さえ間に合えばお得になるキャシュレス決済をオススメします。

スポンサーリンク

国民年金

まとめて納付することでお得な割引がある!

まず会社を辞めて市役所で手続きするのがこの厚生年金から国民年金への切り替えです。市役所で手続きすると1ヶ月後までには納付書が届きます。2021年7月15日現在国民年金料は16,610円です。

一番初めに市役所から届く税金の納付書ですが、まとめて支払うことで納付金額が割引になる制度があります。

現金払以外にも銀行振込、クレジットカード、スマホ決済などがあり、申し込み期日の2月末までに間に合いさえすれば翌年の国民年金はどの支払い方法でも割引が適用されます。

一括で引き落としされるので毎月納税する手間が省け、さらに納付漏れもなくなるので前納はメリットがあります。

  • 1年度分を現金払いで前納すると「3,540円」の割引
  • 6カ月分を現金払いで前納すると810円の割引
  • 2年度分(令和3年4月分から令和5年3月分)を現金払いで前納すると、14,590円の割引

参考URL:国民年金機構

!前納の注意点!

申し込み期限

割引が適用され、納税金額がお得になる前納制度ですが、気をつけなければいけないのは2月末までに申し込まないといけないということ。前年の2月28日までに申込ば翌年4月からの割引が適用されます。

私のように突然リストラされ、退職する予定もなく会社を辞めることになった人は2月末までの申し込みに間に合わない可能性があります。

ちなみに前期、後期と半年ずつ納める場合の後期の申し込み締め切りは8月末です。

前納した後に厚生年金に切り替える場合

もう一点の注意点として、前納後に就職先が決まった会社に厚生年金制度がある場合、すでに国民年金を支払っているのに会社のお給料からも天引きされ重複して払うことになってしまいます。

この場合国民年金機構に電話をして、前納した国民年金を返してもらう手続きをしなければいけません。自分から連絡しないと国民年金機構や会社が自動で手続きしてくれるというわけではないので、注意が必要です。また返してもらうまでには1〜2ヶ月ほどかかるようです。

国民年金キャッシュレス決済オプション

銀行口座引き落とし

キャッシュレスで支払う方法のまず一つ目は銀行口座引き落とし。国民年金機構の口座引き落とし申出書に必要事項を記入をして管轄の事務所に送れば手続きは完了。あとは事務所から完了通知書を待つだけです。

手続き完了までに1、2ヶ月かかるので、完了までは自分で振り込まなければいけませんが、自動引き落としできるようになれば毎月指定日に引き落としされるので、払い忘れを防げます。

近くの国民年金事務所で手続きするか国民年金機構のHPからダウンロードして郵送での申し出も可能

クレジットカード決済

前納による割引も受けられる上にクレジットカードのポイントもたまる一番お得な支払い方法です。最ももお得になるのは2年まとめて支払うほどお得になりますが、2月末という締め切りに間に合わない場合もあります。

それでもクレジットカードで月払いの納付ができます。月々のクレジットカードに請求されるごとにクレジットカードのポイントも貯まります。カード引き落としによる手数料もかからないので、納付忘れも防げてお得な支払い方法です。

近くの国民年金事務所で手続きするか国民年金機構のHPからダウンロードして郵送での申し出も可能

スマホ決済(Pay-easy)

国民年金もiphoneなどのスマートフォンで支払いが完了できます。条件として納付書にPay-easyというロゴがあればスマホ決済に対応しているということ。

 *Pay-easy HPより

このマークがあれば、スマホのネットバンキングから確認コードなどを入力して納付できてしまいます。さらにスマホで前納もまとめて決済できます。

使い方はPay-easyのHPで確認可能

キャッシュレス納税のメリットとデメリット

メリット

窓口で支払う必要がない

コンビニや銀行に一々出向く手間を省けます。スマートフォン決済にすれば完全にスマホ一台で納税できます。

クレジットカードで支払えばポイントも貯められてお得

クレジットカードで払う場合に限りますが、支払いによってポイントが貯まるのでお得です。カード会社によりますが、貯まったポイントはその月の支払いに充てたり、商品と交換できます。私はよく航空会社のマイルと交換していました。

デメリット

領収書が出ない

デメリットは領収書が出ないところでしょうか。窓口で現金納付をすると必ず領収書をくれるので、領収書が必要な人には不便かもしれません。スマートフォンやパソコンから納税する場合はスクリーンショットを撮っておきましょう。

クレジットカードで前払い納税が一番お得でオススメ

領収書が出ないというメリットもありますが、便利に納税できるキャッシュレス決済は非常にオススメです。

クレジットカードと併用すればポイントも貯められてとってもお得。16,610円という1ヶ月の納付は決して安くはない金額です。国民年金の納税は国民の義務なので、どうせ支払うならお得に支払いたいですよね!

スポンサーリンク

 - 節約法, 節約術 , , , , , , , ,