海外ドラマSUITSから学ぶ!恋愛にまつわる英会話表現【ネタバレあり】
さて今回はSUITSに登場するデートにまつわる表現を紹介したいと思います。
ドラマ内では、特にシーズン7で登場人物にまつわる様々な恋愛模様が描かれているのですが、一言に”つきあう”・”デートする”と言っても英語での表現は多数あります。
英語でのおつきあい表現を学びたい人必読です。
目次
つきあう・デートする
see someone / anyone
この表現もシーズン7でハーヴィーの新しいガールフレンドのポーラが自分のメンターに”新しい彼氏ができたの?”と聞かれたという場面。
We were having a wonderful time catching up with each other, and then, out of the blue, she asked me if I have seen anyone.
お互いの近況を話しててとても楽しかった、それで出し抜けに、私に彼氏ができたのかって聞かれたわ。
see someone / anyone は〇〇(someone/anyone)とつきあう、デートするという意味です。
ここでは現在完了系が使われていますね。(〜した、〜してしまったという表現)
I’m seeing someone. 私つきあってる人がいる。彼氏・彼女がいるという表現です。
この場面では if I have seen anyone 私が誰かとつきあってるのか(彼氏ができたのか)と言っていますね。
ちなみにout of the blueはイディオムで出し抜けにという意味です。
date with …
こちらもまたシーズン7でハーヴィーがルイスにポーラとつきあっていることを打ち明けます。
そこでルイスがいう一言がこちら
If you are dating with your therapist and someone finds out about you, she can lose a licence.
もし君がセラピストとつきあってて、誰かが君だとわかったら、彼女資格を失うぞ。
date with … …とつきあう、デートするという意味です。
sleep with …
“…と寝る”という意味なのですが、このドラマでは”つきあう”という意味で使われています。
スティーブンとつきあうことになったドナがハーヴィーに報告するシーンでこんな風に言っています。
I’m sleeping with Steven.
スティーブンとつきあってるわ。
英語では、というか英語圏ではつきあう=一緒に寝るという文化なんでしょうね。
go out with …
この表現もドラマ内でよく出てきます。
どちらかと言うと意味は軽いデートと言ったニュアンス。
まだ恋人関係ではないけど、デートに行くと言った意味合いです。
ルイスの妹のエスターがハーヴィーに仕事を頼んで断られるシーンがあります。
そのときに言うセリフがこちら
I think you want to go out with me again and you came to me because you are afraid to say this.
またデートしたくて僕のところに(仕事を頼んで)きたんだろ。直接言えないから。
またシーズン5のシーンではマイクの過去を知る女性弁護士がオフィスに現れます。
She used to work at non-profit when I was a bike messenger. We went out a few times.
彼女は僕が郵便配達してたときにノンプロフィット(相談事務所)で働いてた。何回かデートしたんだ。
文字通り出かけると言う意味もありますが、go out with (異性)ではデートの意味合いが強いです。
そのほかの表現
go Dutch
この表現は食事をして割り勘にするときに使う表現なのですが、実は男女のデート時に使う表現です。
デートの相手ではない友人との割り勘には他の表現がありますので、そちらを使いましょう。
- split the bill
- pay separately
“どれも分けて支払う”と言う意味です。
デート・恋愛関係にまつわる単語・表現
関係ないと思われる単語でも、恋愛関係の意味を持つ単語があります。
シーズン7の冒頭でハーヴィーがポーラを初めてのデートに誘うシーンがありますが、デートに関する表現や単語がたくさん出てくるので、見てみましょう。
ask (人) out:(人)をデートに誘う
ポーラの家の前に突然現れたハーヴィーがポーラをデートに誘います。
そのときの一言がこちら
Not here for an appointment. I’m here to ask you out.
(セラピーの)予約できたんじゃないよ。デートに誘いに来たんだ。
ask 人 は”人に頼む、聞く”と言う意味ですが、その後にoutがくると”人を(デート)に誘う”と言う意味になります。
chemistry:相性
chemistryと言えば”化学”の意味が一番に出てくるかと思いますが、男女関係や恋愛という話題では、”相性”と言う意味があります。
先ほど誘われたポーラがハーヴィーに対してこんな風に返事しています。
One dinner. And if this chemistry you thought clearly think exist doesn’t and we’re a part of friends, no heart feelings.
一回食事するだけよ。もしあなたが確かと思っている相性が合わなければ、友達よ。傷つくこともなし。
work out:(関係・相性が)うまく行く
そしてさらにハーヴィーはこんな風に言っています。
If it doesn’t work out, no harm, no foul.
うまくいかなければ、傷つくこともないさ。
workout は名詞ではジムで体を鍛えるなどのトレーニングという意味ですが、動詞では”うまく行く”、”いい結果になる”と言う意味があります。
relationship 関係
“関係”という意味ですが、恋愛や男女間の話題では”男女間のつきあい”の意味があります。
“I had a relationship with him.”と言うと異性としてのつきあいがあったと言う意味になります。
別れる
恋愛に関する描写が多いドラマでは別れると言う表現ももちろん出てきます。
ドラマ内で使われている表現を紹介します。
break up with …
こちらはルイスが前日に彼女のタラに別れを告げられたときにレイチェルがドナに相談するシーン。
Tara broke up with him last night.
昨日の夜タラが彼と別れたの。
done
ボスに”了解”と言うときにも紹介しましたが、”done”は他にも意味があり、特に人間関係では”絶交”を意味します。
シーズン4でマイクとレイチェルが別れそうになる場面でもマイクがこんな風に言っています。
When I said it didn’t matter what I do next because I have you, I was wrong because we are done.
君がいるからどうなろうと構わないと言ったとき、ほくは間違ってた。だってもう僕ら終わりだから。
over
このドラマでは出て来ませんが、overで別れると言う意味があります。
Our relationship is over. (私たちの関係は終わり)といった感じです。
海外ドラマを見て英語表現を増やしましょう
デート一つとっても表現がたくさんありますね。
語彙や表現を増やしてよりネイティブらしい表現を身につけましょう!
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