間違えやすい英単語4選 会話編

   

前回間違えやすい英単語について記事を書きましたが、今回も間違えやすい英単語第2弾・会話編を紹介していきたいと思います。

私事ですが、仕事がら英語でのコミュニケーションが必須の外資系企業で勤務をしています。

中には帰国子女や海外で働いていた方なんかもいたりします。

そんな人でもですよ!

そんなに英語を幼少期、もしくは生まれたときから耳にしていたにも関わらず、正しく使えていないケースが多いです。

決して本人たちをディスっているわけではありません。

同じ間違いをする人が多いということはそれだけ間違えやすい英単語ということなんですね。

ではひとつひとつ紹介していきたいと思います。

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discussってどんな意味?

先生
じゃあ誰かdiscussの意味わかる人ー?
生徒
はーい、話し合うという意味です。
先生
せいかーい

 

・・・なーんて学校でならいませんでした?

これは半分世界で半分間違いです。

なぜならdiscussは”〜について話し合う”という他動詞だからです。

“他動詞”というのは〜を、〜に、といった目的語を伴う単語のことです。

したがって単語の後にはすぐに目的語がきます。

“I discuss the project”

“私はそのプロジェクトについて話し合う”

というような文章になります。

ですが!

ここで discuss の後ろにaboutをつけている人多すぎ!

これは海外に長期滞在してした経験がある人でもよくaboutと言ってしまうんです。

*ただし、discussion aboutという言い方はあります。

名詞になるときには〜についてという意味のaboutを伴います。

“I had a discussion about the project”のようになります。

talkとの違い

ちなみに、一方で”talk”という単語も〜話すという意味の単語ですが、こちらは自動詞なので前置詞aboutを伴います。

discussが少し硬いイメージがあるのに対し、talkはカジュアルなイメージがありますが、ビジネスでもよく使います。

“How are you?” はなんて答える?

I’m fine

How are you?と聞かれてI’m fineと答えていませんか?

fineを元気、よい、と習ったかもしれませんが、fineは実は元気やよいという意味はありません。

日本語でいう、”うん、、まあいいよ。”というような印象です。

すばらしくよくはないけど、悪くはない、そんなイメージです。

I’m OK

I’m OK. をいいよ、と言いたいときに使うと思っていませんか?

I’m OKはI’m fine と似たよなイメージで、悪くはないけどよくもない、そんな意味合いです。

まあまあと言いたいときに”I’m so so.”と言いますが、そんな印象ですね。

では”私は元気です”と言いたいときにネイティブはどんな感じに言うのか?と言うと、

I’m good./ I’m doing good.

I’m great./ I’m doing great.

って感じで言います。

特にI’m goodが一般的です。

“いいよ、元気だよ”と言いたいときには”I’m good. “と言ってみましょう!

“How do you think?”って言っていませんか?

このフレーズも日本人が英語で”どう思う?”と言いたいときに非常によく聞く表現ですが、これは実は正しい表現ではありません。

How は手段・方法を表す英単語です。

したがって、How do you think?とは直訳すると”あなたはどうやって考えるのか?という意味になります。

どうやって考えるのか?

という質問に対しては、頭の中で考えるんだよ、という答えになってしまいます。

“どう思う?”と聞きたいときいうフレーズは”What do you think?”です。

この意味は”なんて思う?という直訳で、日本語では”どう思う?”となります。

意見を聞きたいときには”What do you think?”と聞きましょうね!

単複同型の名詞

日本語は一つのりんごも二つのリンゴもどちらもりんごですが、英語は一つの場合は”an apple” 二つのリンゴは”two apples”と複数形のsがつきますね。

しかし、その中でも単数形でも複数形でも変わらない単複同型の単語というものが存在します。

この単複同型の単語というのは一つの場合でも2つの場合でもsがつかない、もしくは単数形でもsがついていたりします。

複数あったとしてもsがつかない単数形のみで表す単複同型の英単語

information(情報), furniture(家具), luggage(手荷物), advice(アドバイス)

これらの単語は複数あったとしても形は変わりません。

しかし、ときにinformationsとか、furnituresという言い方してる人も見かけます。

sは不要です。

*一つの家具とか、一つの手荷物と言いたいときにはpieceを使います。

a piece of furniture / a piece of luggage といった感じです。

単数だったとしても常に複数形で表す英単語

一方で下記のように一つのものでも必ずsをつけて表現する英単語もあります。

means(手段), news(ニュース)、species(種)

この手の英単語は暗記しかありません。

英単語には可算名詞・不可算名詞という数えられる名詞と数えられない名詞があります。

単数形・複数形の概念がない我々日本人にはロジックで考えるのは不可能です。

なぜ数えられるものと数えられないものの区別があるのかはネイティブスピーカーでさえわからないからです。

正しい使い方をしてコミュニケーションの円滑を図ろう

英語は基本通じればいいですが、コミュニケーションの円滑や異国に住んでいたり、ビジネスで成功したり、話し相手と親しくなりたい場合は正しい言い方、英単語を使うことは必須になってきます。

正しい表現を使って、あなたもネイティブスピーカーの言い方に一歩近づきましょう!

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