留学してからでは遅い?!留学前の勉強が大事な理由
2020/03/20
あなたは何のために留学したいと思っていますか?
- 語学を学んでスキルアップしたい
- 海外に行って他国の異文化に触れてみたい
- 大学留学をして海外に就職したい
- 大学の卒業単位に留学が必須
などなど海外に留学する人の目的は様々だと思います。
ただ、
現地に行けば自然と身につくようになるから、語学の勉強は留学してからがんばろう!
なーんて思っていませんか?
ちょっと待ってください、日本にいるうちに勉強しないでそのまま海外に行くのはとてももったいないことですよ!
留学は留学しようと思ったときから、すでに始まっていると言っても過言ではないくらい、日本である程度勉強して行くことはとても重要です。
完璧に話せるようになってから、留学したほうがいいとは全く思いません。
それこそ留学する意味がなくなってしまいますよね。
でも、少しでも勉強するかしないかでその後の留学生活が大きく変わってくるでしょう。
今回は留学の予定がある、もしくは留学をしたいと思っている方向けに、留学前に日本で勉強して行くことのメリットについて、紹介したいと思います。
目次
母国で外国語を勉強する最大のメリット
日本語で意味を理解できる
海外には日本語で書かれている参考書はほぼない
英語は日本人であればある程度、アルファベットから子供の時期に勉強を始めます。
でも英語ではない、非英語圏の言語を勉強する場合は、帰国子女でない限り大学から勉強を始めたり、もしくは自分で勉強する必要が出てきます。
そんなときに必要になるのは参考書ですね。
でもいきなり海外に行って日本語の本って観光ガイドブック以外に見たことがありません。
そうです、海外に行ったらもうそこは日本語圏ではありません。
当然日本語の本を見つけることは困難です。
日本にいると当たり前ですが、日本語で書かれている本があって、日本語で意味を理解できるって実はとても便利です。
日本で語学学校に通う場合でも日本語のサポートがある
日本の語学学校でネイティブの先生に教えてもらう場合でも、事務局での手続きは全て日本語でできますし、日本語を話す先生も多いでしょう。
私が通っているドイツ語スクールの先生も日本語で対応してくれることもあります。
参考書で独学する場合でも、語学学校へ通う場合でも母国語で理解できるというのは大きなアドバンテージです。
ベースが何もない状態で行くよりも理解が早い
何も勉強せずに留学することはもちろん可能です。
自分で語学学校を手配する場合でも、エージェントに手配してもらう場合でも、多くの学校が全くの初心者コースの授業を設けていますし、入学時にplacement testというテストを受けてからクラスが決まることになるので同じような語学力を持つ生徒がクラスメートになります。
ただ、その後の理解力はかなり違ってくると思っていた方がいいでしょう。
少しでもベースがあった方がもちろん語学の伸びは早くなります。
逆に全く勉強せずに留学するのはいろいろな面でもったいないので、あまりオススメしません。
留学したらそこはもう非日本語圏になるわけで、日本では体験できなかった毎日外国語づけという生活になります。
朝起きて、電車に乗ったり、学校での手続きや授業、買い物…という全ての生活が外国語になるわけなので、語学を勉強している人からすればとてもいい環境に恵まれるわけです。
日本にいて勉強するよりも早くその言語を取得できるようになるでしょう。
だからこそ余計に何も勉強しない状態で行くというのは、はっきり言ってもったいないです。
全く勉強せずにイタリアに留学した人も
全く勉強せずにイタリアに留学した人のことを大学時代の先生から聞いたのですが、その方はイタリア語の動詞が主語によって変化すること、その変化する形が6個あることを数ヶ月でわかったようです。
しかし、イタリア語の動詞が主語によって変化する。その形は6個あるというのは基本中の基本。
日本で勉強していればそれぞれの動詞の活用はともかく、1日で得られる知識です。
日本で勉強していれば超初級なことも、ゼロの状態で留学してしまうと逆に時間がかかってしまうこともあります。
海外の友達ができる
またある程度の知識があれば、友達も作りやすいですね。
一緒に勉強したり、お互い流暢ではないとしても、学んだ単語などを教えあったり、一緒に遊びに行ったり、友達ができると留学生活がより有意義なものになるでしょう。
留学費用の節約にもなる
今ではセブ留学など格安留学というものがあったりしますが、一概に留学は決して安いものではありません。
もちろん留学先にもよりますが、大学院留学では一年で生活費含め500万円ほど必要になります。
語学留学でも一年で200〜300万円は必要になってきます。
なおかつ現地では留学ビザで滞在することになると思うので、就業ビザやワーキングホリデービザでない限り、仕事をして賃金を得ることが違法になってしまうこともあります。
日本の語学学校も安いわけではありませんが、現地で生活費を稼ぐことができなことを考えると、日本である程度の知識を身につけていくことは授業料の節約にもつながります。
留学前の理想の勉強期間は2年間
実際に今ドイツ語の語学学校に通うようになってわかったのですが、留学中に語学力を伸ばし、有意義なものにするためには留学前に2年間は勉強して行った方がいいようです。
留学前の語学レベルとして中級までになっておいた方がいいでしょう。
留学する前から勉強しましょう!
留学中の勉強は留学を決めたときから実はもう始まっています。
留学後からの勉強ではなく、今から少しずつでも始めましょう!
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