転職回数を繰り返して気がついた、転職活動時に気に留めておくこと3点
ここ最近会社員勤めを辞めてフリーランスになる人も増えてきてはいますが、国の35%がフリーランスの働き方をしているアメリカと違って、日本のフリーランス率は17%ほど(2017年ランサーズ調べ)。世界でも日本でも労働者のほどんどはまだ企業に所属して働くという働き方が多くを占めています。
「転職回数が多くが転職活動をしたい」
「これからの転職活動が不安」
という人もまだたくさんいます。
私も過去に何度も転職していて、実際のところ今勤めている会社は5社目です。
「年齢から考えると転職が多いですね」
と人材会社から言われたことがありますが、転職回数の多い私が、転職を繰り返しながら気がついたことやコツ、知っておけばよかったことが3つほどあります。それは外資系企業を狙う、よい転職エージェントを利用する、面接時の直感を信じるということです。
転職を考えている、転職回数が多い場合に参考にしていただければと思います。
目次
外資系企業に応募する
外資系企業は転職回数よりも職務経験を重視している
転職回数が多い人にこそ絶対に受けた方がいいと思っているのが、”外資系企業”です。年齢や転職回数、勤務期間を面接時に聞かれることが多い日系企業と比べて外資系企業は日系企業が面接時に聞くようなことをほとんど気にしていません。
というのも終身雇用制度がないことやスキルを身につけたらよりスキルアップや収入アップのために転職をするという考えが日本よりも普通に思われているためです。欧米では逆に10年も一つのところにいるのは疑問に思うことが多いそうです。
外資系企業というのは募集している業務を遂行できる人、今までの経験がある人、即戦力ということを求めていて新卒採用をほとんどしません。
ある程度実務経験を積んだ人を採用したいため、年齢も幅広くなってきます。個人的には2社外資系企業の経験がありますが、40代・50代のマネージャーも転職してくることもありました。また反対に40代で他社へ転職して行く人も見てきました。
外資系企業に必要な英語のレベル
「外資系企業ということは英語ができなきゃいけないんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、実際それほどもありません。外資系企業で必要な英語のレベルに関しては過去の記事で書いていますのでこちらを参考にください。入社時はそこまで英語が話せなかったとしても後々勉強すれば業務上問題ないレベルまでは到達できます。また外資系と言いながらも全く英語を使わない企業もあります。
よい転職エージェントを見つける
例えばちょうど知り合いに人材を探している人がいるかもしれませんが、知り合いがいてもいなくても必ず転職エージェントを利用したほうがいいです。職種、年収など希望を細かく伝えて探してもらいましょう。
転職エージェントを活用するメリット・デメリット
メリット
転職エージェントを利用することで得られるメリットは、一人では見つけることのできない数多くの会社の求人を見ることができるということと、職種や年収など、希望条件を言えば案件を紹介してもらえることです。
インターネットで出している求人以外にも世の中には非公開求人と言って一般には公開されていない求人も存在します。外資系企業は特にそうですが、一部の企業は自社サイトからの応募は受け付けておらず、必ず転職エージェントを通して人材を探していることもあります。
外資系に転職するとき(特に欧米)は2、3人の推薦状を求めてくる企業もあります。そうなった場合でもエージェントが書類を作成してくれたりするので作業量や手間の面でもかなり楽です。
そして全てのサービスは完全に無料で使えます。
デメリット
デメリットはほとんどないでしょう。担当によっては企業に人を送りたいがために面接だけ受けさせようとすることもあるかもしれませんが、自分紹介された仕事でも自分の条件と違うと思ったら断ればいいだけです。
オススメ転職エージェント
私個人が利用していた転職サイトはこちらで以前も書きましたが、調べていて求人情報が多い、年収が高い企業をクライアントに持っていると思った転職エージェントは下記の3社です。
ビズリーチ
ハイクラス求人が多く、海外勤務の求人もあります。登録は無料で利用できますが、一部有料のプレミアム求人があります。ただし無料のメンバーでもスカウトメールがきたりします。即戦力を求めている企業・高めのポジションを希望している企業をたくさん持っている印象です。
ヘイズインターナショナル
実際に私が今の会社に入社するときに利用した転職エージェント。特徴は業種も企業数もとにかく求人数が多いということ。外資系企業が多い印象でした。
エン転職
日系企業も外資系企業の求人もたくさんあります。割合は半々くらいでしょうか。優良企業が多い印象を受けました。
また上記のエージェントは外資系企業の求人情報もたくさん持っています。ちなみに私も日系・外資系どちらも経験がありますが、外資系の会社の方が年収が高く、休みも取りやすい傾向があります。
ただし外資系企業の場合は年俸制なので給与計算は年収÷12ヶ月です。企業によりますがボーナスはないところが多いです。いいかをするか悪いとするかは人によるところですが。
面接時に感じた直感を信じる
面接時に感じた直感・懸念は当たるので、自分の直感を信じましょう。面接に行って
「うまくやれそうな人だった」とか、「怖そうな人だった」
という印象を抱くと思います。
その直感は実は結構大事で入社後もそのよいと思った直感、懸念していたことはおもしろいことにその後も続くことが多いです。
最後に:70〜80%くらい希望に沿うところだったら十分ホワイト企業と心得る
自分の年収も仕事内容も100%ではないとしても70〜80%自分の希望と合っていればホワイト企業と言えるでしょう。
転職回数が多い求職者が転職するときに心に留めておいた方がいいこと:外資系企業を視野に入れる、よい転職エージェントを見つけ信頼関係を結んで協力してもらう、面接時の直感を信じること、についてまとめました。
もしあなたが転職回数が多い中で転職しようとしている場合には、ぜひ参考にしてみてください!
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