英語4技能のうちで1番重要なのは?!
2018/10/29
言語を使えるようになる上で大切な技能って聞く・読む・話す・書くの4つの技術がありますよね。では英語を学習するにあたって1番大切な、むしろこれを制覇すれば全ての技能を補えるようなものって一体なんでしょうか?
TOEICとか留学で受験が必至なTOEFL、IELTSなのど試験勉強でははありません。実際に仕事で英語を使う場合や友人と話していて一番重要なスキルのことです。
それはずばりリスニングなんです。どうしてもリーディングとライティングに力を入れている日本の英語教育においてなぜリスニングが一番大事なのか詳しく説明していきたいと思います。
目次
英語はリスニングに一番力を入れるべき
日本の英語教育はリーディング・ライティングを強化するもの
日本の英語学習はリーディングライティングに力を入れている教育ですよね。ですが、ビジネスや日常会話において、リーディングやライティングってその場でわからなくてもなんとかなるものなのです。
例えば上司に”この資料読んどいて”と言われて、その場で読まされることは滅多に無いと思います。外資系に勤めている私も資料などは時間のあるときに読んでおいてと言われます。なので、ビジネスの場においてその場ですぐ必要なスキルというわけでは無いんですね。
ライティングに関しても同じことです。ライティングを必要とする場合って大体Eメールでしょう。英文で資料作成などの業務などは以前に比べるとかなり減っていると思います。今いろんな資料作成のツールがありますので。何れにしてもある程度時間をかければ読めたり、書けたりするもので即時性を求められるスキルではないわけです。
即時に理解を求められるのはリスニングのスキル
ですが、逆にリスニングのスキルがないと結構致命的です。会議でも何を言ってるかわからないという状態ではそのプロジェクトを進めて行くのはかなり大変だと思います。
日常会話においても話が聞き取れなかったら会話もできず、コミュニケーションを取ること自体難しいでしょう。
子供が言語を習得するステップ
あなたが子供だったときのことを思い出してください。はじめに何から言葉がわかるようになったのでしょうか。まずはお父さん、お母さんの会話を聞いて、一つ一つの単語はこれでこういう風に言うんだと言うことがわかって言葉を発することができたんだと思います。
そうなんです、言葉を勉強するにあたってまず一番はじめのステップは”聞き取る”ということから始まりましたよね。
スピーキングは発音が悪かったとしても会話できる
スピーキング、いわゆる発音ですが、これも子供のときって全然気にしなかったと思うんです。むしろ子供のときって筋肉がまだ発達してなかったりしてうまく発音できないのが当たり前ですよね。でも何度も声に出しているうちに顎の筋肉、舌の筋肉が発達して正しい発音をできるようになるんです。
英語と日本語は使う筋肉が違うと言われています。私も話していて実際そうだと思います。英語には日本語にはない発音が多々ありますよね。”r”と”l”はもちろん”th”,”a”など。
正しい発音でなくてもコミュニケーションできればいいわけで、ネイティブ並みの発音をする必要は一切ありません。私が訛りが強いなと感じるのはインド人、イタリア人やスペイン人のラテン語系の英語ですが、彼らとてもよく喋りますし、母国語の訛りがあっても会話できているので、実際のところ発音はあまり関係ないんです。
リスニングのスキルを伸ばすには?!
ひらすら聞きまくる
ではリスニングのスキルを強化するコツはというと、これはやはり”聞く”しかないんです。聞き流しは無意味とか勉強にならないと言われますが、私は何もしないよりはよっぽどいいと思います。そのときにある一定の時間(5分なら5分、むしろ5分以上は無理かもしれません)集中して聞いてみるようにしてください。
おすすめリスニング教材
映画を見るのも勉強になります。1回目は日本語字幕・英語音声で、2回目は英語字幕・英語音声で、3回目は字幕なし・英語音声で見てみましょう。
こちらの記事でも紹介しています。
会話する
アウトプットの場を増やすということですね。リスニングはインプットの勉強法です。理解の定着にはアウトプットが必要です。
英語を話す相手がいないというときはここから英語の学習仲間を探すことができます。
おすすめYouTube動画
英語学習に関してオススメのYouTubeチャンネル、クリスの部屋。クリスの部屋でも発音は気にしなくていいから、リスニングに力を入れるようにと言っています。
まとめ
- 言語の4つのスキルに中で一番重要なのはリスニング
- リスニング強化のためにはひたすら英語を聞く
- 発音は気にしなくていいからアウトプットをする
スポンサーリンク