TOEIC920までの道のり~リスニング編~Part2
2018/09/08
リスニングパート2は一文が流れ、その答えに該当する文を選択する問題形式です。
例文を見てみましょう。
How long is the movie?
A: At 7:30.
B: I saw it this weekend.
C: Almost 2 hours.
次に日本語訳と合わせて見てみましょう。
How long is the movie? (映画はどのくらいの長さだった?)
A: At 7:30.(7:30に)
B: I saw it this weekend.(今週その映画見たわ)
C: Almost 2 hours.(ほぼ2時間ね)
ここではCが正解ですね。
このpart 2で高得点を取るためには必ず最初の疑問詞(when, where, what, who, how)とそのあとの一語を聞き取ってください。最初の疑問文が一番重要というのはTOEICを勉強されているあなたはよくわかっていると思います。
が、ここではその次の一語も必ず聞き取るようにしてください。
問題は必ずこの疑問詞 + そのあとの一語から始まり、この2語さえ聞き取ってしまえば回答はできるからです。
この例文では文頭疑問視how longさえちゃんと聞き取れていれば答えは見えてきます。
またパート1でも説明したとおりTOEICの特徴としてリスニング、リーディングに関わらずひっかけの選択肢が非常に多く出てきます。
この問題ではHow long is the movie?という質問に対してAの7:30.という回答は時間に関するひっかけの選択肢です。B: I saw it this weekend.という回答も先週映画を見たと言っていて疑問文に対する回答ではありません。
それでは上記の点を踏まえもう一文例文を見てみましょう。
Which department is on the second floor?
A: Customer service.
B: In a conference room.
C: He didn’t arrive on time.
では次は日本語付きでみてみましょう。
Which department is on the second floor?(2階にあるのはどの部署ですか?)
A: Customer service.(カスタマー・サービスです)
B: In a conference room.(会議室の中です)
C: He didn’t arrive on time.(彼は時間通り到着しませんでした)
いかがでしょうか。ここでもし問題文がWhich department以降聞き取れなかったとします。しかし、その後の選択肢を聞き取ることができれば、Bはwhere~に対する回答とわかりますし、Cはwho~またはwhy~なのか、いずれにせよwhich departmentに対する回答ではないということがわかります。
B: In a conference room.もC: He didn’t arrive on timeもここではwhich department~の質問に適した回答ではありません。
英語は重要な言葉、一番言いたいこと、聞きたいことが必ず先にくる言語です。
パート2では問題文の内容を完璧に聞き取るに越したことはありませんが、たとえもし何と言っているか聞き逃したとしても冒頭の疑問詞+一語だけ聞き取れれば回答は見つけることができます。
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