時間がないトラベラー必見!オーストリア ・ウィーンおすすめ4選
2018/09/08
目次
歴史
オーストリア の歴史において全盛期は13世紀から20世紀の間640年続いたハプスブルク朝の時代です。1273年ドイツ諸侯はスイスの地方の一諸侯に過ぎなかったはプスブルク家のルドルフ1世を新たなドイツ王に選出します。これがハプスブルク家の初代皇帝です。その後ハプスブルク家はどんどん勢力を上げ、オランダ、ブルゴーニュ、スペイン、ボヘミア、ハンガリーなどヨーロッパに広大な領地を持つことになります。建築物もハプスブルク朝時代に建てられたものが多く、見所満載です。
ウィーンは芸術の街として知られています。特に音楽に関してはモーツアルトやシューベルト、ベートーベンなど世界的に有名な音楽家を輩出している国です。
有名歴史人物
- ルドルフ1世…ハプスブルグ家初代皇帝。
- マリアテレジア…1740年に即位したオーストリア大公妃兼ボヘミア王、ハンガリー王。マリーアントワネットの母。
- マリーアントワネット…フランス国王ルイ16世に嫁ぐ。フランスで処刑される。
- エリザベート…ハプスブルグ家最期の皇帝ヨーゼフ1世の妻。絶世の美女で有名。
- ヨーゼフ1世…ハプスブルグ家最期の皇帝。
音楽家
- モーツアルト…”トルコ行進曲”など、オーストリアを代表する誰もが知っている音楽家。25歳から35歳までウィーンで生活していました。ウィーンにはカフェや結婚式をあげた教会、葬儀を行った場所などモーツアルトにゆかりのある場所がたくさんある。
- ベートーベン…”運命”、”エリーゼのために”、”第九”などで知られる音楽家。ドイツ出身だが、オーストリアに移住。
- シューベルト…”アベマリア”、”魔王”などで知られる。生粋のウィーン人で、生涯のほとんどをウィーンで過ごしている。
どれも小学生のときに音楽の授業で一度は聞いたことがある名前ですよね。
ウィーン観光 おすすめ4選
有名な歴史的建造物はハプスブルグ長の時代に建てられたものがほとんどです。オススメを紹介していきます。
1. ホーフブルグ宮殿
ウィーンは芸術の都と言われるだけあって美術館や宮殿が本当にたくさんあります。その中でも特に有名なのがハプスブルグ朝の時代に作られたのホーフブルグ宮殿です。13世紀に建てられ政治もこの宮殿で行われていました。現在は複数の博物館があり、多くの観光客が訪れる他、スペイン馬術学校もあります。
銀器コレクションの博物館、また絶世の美女として有名なエリザベートの名前は聞いたことがあると思いますが、シシィと呼ばれていたそうで、シシィの博物館も同じ敷地にあります。博物館では無料の音声ガイドを貸出してくれています。(日本語のガイド音声機あり)
- 時間:9月〜6月 9am~17:30pm/ 7月〜8月 9am~18pm
- 所要時間:3時間程度(全部見るのにけっこう時間がかかりました。時間に余裕を持って行くことをお勧めします)
- 入場料金:シシィチケットと合わせた€29.90が一般的。音声ガイド付
外観の壮大さに圧倒されます銀器コレクション
2. シェーンブルン宮殿
ずっと行ってみたかったシェーンブルン宮殿。ホーツブルグもそうなんですが、このシェーンブルン宮殿も敷地がとても広い!時間に余裕を持って出かけてください。
1642年に皇帝フェルディナントII世の皇妃エレオノーレ・フォン・ゴンザーガが園遊のために建てたバロック調の宮殿。園遊のための夏の離宮、、ハプスブルグ家の強さや繁栄がわかりますよね。。ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。音声ガイドは無料で借りることができます。
- 時間:9月〜6月 9am~17:30pm/ 7月〜8月 9am~18pm
- 所要時間:3時間程度(全部見るのにけっこう時間がかかりました)
- 入場料金:見学する場所にもよりますが、Imperial tour(22室€14.20)かGrand tour(全室€17.50)か選択可
シェーンブルン宮殿外観。ひろ〜シェーンブルン宮殿は残念ながら館内撮影禁止
オーストリアの水道水は飲めるので、至る所に給水所があります。写真はシェーンブルン宮殿付近の給水所です
3. シュテファン大聖堂
ウィーン中心街にあるゴシック様式の大聖堂。ハプスブルク家の墓地であるほか、モーツアルトの結婚式、また葬儀が行われた場所でもあります。
- 時間:月〜金6am~10pm/日・祝7am~10pm
- 観光所要時間:1時間程度(大聖堂へは無料で入れますが、一部有料の区画があります。塔やカタコンベと見学する場合も有料です。)
私が訪れたのは5月だったのですが、中はとても涼しかったです。
外観:場所はU1/U3のStephansplatz駅を降りてすぐ
見所:ステンドグラス
まず入ってすぐにセンターのステンドグラスに圧倒されます。ヨーロッパのステンドグラスって息を飲むほどの美しさがありますよね。
見所:ウィーンの街並み
北塔と南塔があり、リフトに乗って展望すればウィーンの街が一望できます。
- リフト(北塔):€5.50
- リフト(南塔):€4.50
写真は北塔からの眺め
モザイクの屋根
見所:カタコンベ
私は見学しませんでしたが、地下のカタコンベも見学することができます。
- カタコンベ:€5.50
4. 美術史美術館
実は私はここは行きたかったのですが、時間が無く、行けませんでした。ヨーロッパの三大美術館の一つで、クリムトやフェルメール、ブリューゲルの作品見れるので、ぜひ見に行ってください。
- 時間:月〜水、金〜日9am~6pm/ 木 9am~9pm
- 入場料金:€15.00
まとめ
ウィーンにはハプスブルク家時代の建造物を初め、本当に見どころがたくさんあります。そこまでじっくり見学しなくても3時間くらい平気で過ぎてしまいますので、時間には余裕を持って出かけることをお勧めします!
あと、ヨーロッパも夏は30度以上と暑くなるので、水分補給はしてくださいね。ウィーンは水道水も飲めるし、無料の給水所がたくさんありますよ。
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