海外ドラマから学ぶ!SUITSでよく出てくる英会話スラング

      2020/05/03

前回に引き続き海外ドラマSUITSによく出てくる英会話について紹介したいと思いますが、今回はスラングについて紹介したいと思います。

このSUITSというドラマは舞台はビジネスやオフィス、法廷というフォーマルな場ですが、スラングがとっってもよく出てきます。

これはお客さんに対してもそうですし、上司に対しても平気で使われています。

お客さんや上司には常に敬語な日本で生まれ育っている私には結構衝撃的でした。

もちろん英語にも敬語は存在します。

しかし、ドラマということもあってかビジネスシーンではあまりふさわしくない言葉が結構出てくるんですね。

それを紹介しながら重要な場面ではなるべく使わないように(?)気をつけながらみて行きましょう。

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God damn (ガッデム)・・・

ネガティブな意味での強調表現

まずはこちらの表現。

何かうまくいかないときにしまった!やっちまった!くそっ!という表現に”damn it”と言いますが、これにGodがつくと、次に来る語を強調する表現になります。

ハーヴィーがマイクに”God damn here”というシーンがあるのですが、”ちょうどこんなところで”というようにここでという意味のhereを強調しています。

またセラピストにハーヴィーが母親と似ている点を指摘され、”I’m not God damn her!”(母親みたいなんかじゃない!)というシーンがありますがこれも次の単語の”her”(ここではお母さん)のことを侮辱した言い方をしていますね。

特にこのGod damn…という表現はこのドラマでは非常によく出てくるのですが、こんな動画を見つけました。

よく口にしているのはハーヴィーとジェシカかと思っていましたが、登場人物のほぼ誰もが言っています。

どうやら気がついていたのは私だけではなかったようです。

その他の強調表現

  • what the hell…?
  • what on earth…?

この表現も次に来る言葉を強調する表現です。

次に”are you talking about?”が続くと”一体何のことについて言ってるんだ?”というように強調する表現になるんですね。

ハービーがルイスのオフィスに入ってきて、ルイスが話している電話の線を無理やり切ります。

そのときにルイスが”What the hell?!”というのですが、”何てことするんだ?!”という表現です。

Bullshit (ブルシット)

ののしったり、悪いことがあったときに使う表現

この表現も本当に出演者みんなよく言っています。

ルイスがマイクとケンカしてるときに”Bullshit Mike?” (くそマイク?)と言っていたり、ドナがバーヴィーに嫌がらせするルイスに”Bullshit!”(最低!)と叫んだりしています。

悪い意味で強調したり、最低、最悪と言った意味です。

似た意味のその他の表現

こちらもあまり上品な言葉ではありませんが、人をののしったり、バカにするときに使ったりします。

同僚にも平気でズバズバいうところが本当にアメリカらしいと思うのですが、このドラマでは本当によく出て来る表現です。

どれも”このやろう”、”あのやろう”、”クソやろう〜”といった怒りやののしりの意味で使われます。

  • piece of shit (ピースオブシット)
  • son of a bitch (サンオブアビッチ)
  • asshole (アスホール)

I don’t give a shit! (アイドンギヴァシット!)

“気にしない”のくだけた表現

“そんなことどうなろうと知ったこっちゃない”という表現でジェシカ、マイク、ハーヴィー、ルイス、本当にみんなよく言っています。

特に怒りというか、勢いを込めて言うことが多いですね。

“shit”という単語自体”クソ”という意味があるのでフォーマルな言い回しではないにしろ、このドラマではよく使われています。

“give a shit”が”気にかける”という意味なので、その否定形で”気にしない、知らない、関係ない”という意味になります。

その他の似た表現

もう一つ似た表現で”I don’t care(アイドンケア).” (そんなの気にしない、知らない)があります。

よくジェシカが言っている印象がありますが、この表現も同じ意味です。

“care”が”気にする”という意味なので、その否定形で”気にしない”、という意味になります。

感情を込めていう場合も静かにいう場合もどちらもあります。

通常はインフォーマルな表現

いかがでしたでしょうか?

基本フォーマルな場所では使いませんが、ドラマをおもしろくさせるためか、アメリカでは日常茶飯事なのかこのドラマではどの表現もとてもよく出て来る表現です。

ビジネスシーンもとても多いにも関わらず、スラング的表現がたくさん出て来るのもこのドラマの特徴です。

ぜひ聞きとってみましょう!

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