ボスニア・ヘルツェゴヴィナ=セルビア ベオグラード間の移動 ボスニア交通手段とは?!
さて今回の旅ではボスニ・ヘルツェゴヴィナからセルビアまで移動しました。
ヨーロッパ内は様々な交通網が発達していますが、残念ながらボスニア・ヘルツェゴヴィナは公共交通機関に関してはあまり選択肢がありません。
今回は私はボスニアからセルビアまでタクシーで移動しましたが、ほかの手段としては飛行機と自家用車がありますので、紹介できればと思います。
目次
飛行機
ボスニアには下記の通り3つの空港がありますが、いずれも比較的ヨーロッパ内の近距離路線へ就航しています。
ボスニアから遠距離へ行く場合には乗り換えが必要になります。
- サラエボ国際空港:フラグシップキャリア就航している国際空港。セルビアのハブ空港
- モスタル国際空港:周辺のクロアチアや、イタリア、ドイツなど主に短距離路線が運行している国際空港。主にLCCが就航
- バンジャ・ルカ国際空港:セルビア内で2番目に大きい国際空港。主にRYANAIR、エアセルビアなどのLCCがヨーロッパ各国に就航
自家用車
これは現地に知り合いがいる人にしかできない交通手段かもしれませんが(ボスニアはレンタカーなどの事業も見かけなかったので)、車がある場合は陸路で行くことができます。
タクシー
セルビア=ボスニア間はタクシーが運行しています。
ここで注意しておきたいことは、タクシー会社は必ずピンクタクシーかゴールドタクシーを利用することです。
ピンクタクシー・ゴールドタクシーとは
セルビア、ボスニアの地域では信頼できるタクシー会社。
これは現地の友人に聞いた話なので、信頼性があります。
タクシーは特に海外では気をつけなければいけない交通手段の一つですので、このいずれかを選んだ方が賢明です。
目印は車の上にピンクかゴールドの看板があることです。
呼び込みタクシーに注意!
どこの空港でもそうですが、日本以外の空港や大きな駅では呼び込みしているタクシーがいます。
日本では見かけませんが、海外では絶対に呼び込みしているタクシーに乗ってはいけません。
私も事前に現地の治安について調べた際、特にセルビアではスリとタクシーに気をつけるべきだということがわかりました。
呼び込みしているタクシーはいわゆる白タクで車内にメーターがついていなかったり、降りた後にぼったくられる可能性があります。
予約をしたり、駅や空港などで呼び込みをしているタクシー(いわゆる白タク)を避ければタクシーは便利な交通手段のうちの一つとして利用することができます。
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港空港からタクシーを利用する場合
ベオグラードの空港からタクシーを利用する場合、タクシーの予約が必要になるので、オフィスでタクシーチケットが事前に必要になると空港のインフォメーションで聞きました。
しかしながら、チケットオフィスの場所がわからず、インフォメーションに聞いてもタクシードライバーに聞いてもわからず、しどろもどろしていると”タクシードライバーに空港から少し離れたビルで待ってて”と言われ、少し離れたところで待っていると、ドライバーさんが拾いにきてくれました。
空港からのピンクタクシーの利用は完全予約制で飛び込みだとドライバーに500ユーロのペナルティが課されるそうです。
私は今回夜間に到着して調べる時間もなかったのですが、ベオグラード空港からタクシーの利用についてはこちらのブログで詳しく紹介されていたので、利用する際には参考にしてはいかがでしょうか。
パスポートコントロール
セルビアからボスニア・ヘルツェゴヴィナへ入国するときは、パスポートコントロールを経由する必要があります。
国境を越えるときは電車であろうと、バスであろうと、タクシーであろうと入国審査があります。
と言ってもセルビア=ボスニア間はインタビューなどは特になく、とてもゆるい感じです。
車で移動している場合
車の場合は代表者が人数分のパスポートを持っていき、パスポートコントロールに提出します。
数分ですんなり終わり、通過できます。
バスで移動している場合
バスで移動している場合はそれぞれ個人がパスポートを持ってパスポートコントロールに持っていきます。
そこでパスポートチェックが行われ、入国となります。
バスで移動時のパスポートコントロールの様子
シェンゲン協定
ヨーロッパのいくつかの国はシェンゲン協定という条約に加盟しています。
これはシェンゲン協定国であればパスポートチェックなしで、自由に行き来ができることになっています。
2019年8月現在シェンゲン協定に加盟している国は下記の26カ国
- オーストリア
- ハンガリー
- ドイツ
- オランダ
- チェコ
- スウェーデン
- フィンランド
- デンマーク
- イタリア
- スペイン
- ポルトガル
- ポーランド
- スロバキア
- スロベニア
- リヒテンシュタイン
- ギリシャ
- マルタ
- エストニア
- ラトビア
- リトアニア
- ルーマニア
- キプロス
- クロアチア
- ブルガリア
- ベルギー
- ルクセンブルグ
セルビアとボスニアはシェンゲン協定国ではありませんので、国をまたぐときにはパスポートチェックが必要になります。
楽しい旅にするために
ヨーロッパは陸続きになっている分、国同士の移動はとても簡単にできます。
それは東ヨーロッパであろうと、西ヨーロッパであろうと、シェンゲン協定国であろうとなかろうと、簡単にできます。
特に日本のパスポートをを持っている場合は、観光目的であれば、90日間ほとんどのヨーロッパの国へビザなしで滞在することが可能です。
特にパスポートチェックもないところでは、違う国に入国したのが気づかないほど。
ただし、パスポートの残存期限などは3ヶ月や6ヶ月などの指定があったりします。
最低限の注意をして、楽しく旅しましょう!
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