セルビアの結婚式ってどんな感じ?セルビアンウェディング体験レポート!
この度セルビア人の友人のウェディングに招待していただきました。
私も初めての海外の方の結婚式に招待していただき、またセルビアの結婚式という珍しい体験をさせていただいたので、日本の結婚式との違いや、その様子を詳しく紹介できればと思います。
目次
結婚式の招待は三ヶ月前から
友人はドイツ人とセルビア人のハーフなのですが、セルビアで結婚式を挙げるこということで、3ヶ月前に日本で会ったときに招待されました。
招待状などは特にありませんでした。
日本だと招待状で出席、欠席を事前に知らせる必要がありますが、出席予定だった他の友人も後から来れなくなっていたりしたので、海外は参加の可否については割と緩い風潮のようです。
結婚式数日前までの様子
結婚式の数日前まで友人と過ごす
花嫁、花婿さんって式の直前は何かとすごく忙しいイメージがあったのですが、彼女たちは他国で結婚式を行うからなのか、セルビアベオグラードに数日間宿泊し、滞在を満喫しているようでした。
私はまずセルビア・ベオグラードに着いたのですが、翌日に会場はボスニアだということが判明し、びっくりしました。
(ボスニア・ヘルツェゴヴィナへは日本国籍を持っている場合、3ヶ月以内の観光目的ならビザなしで入国することができます)
結婚式前日
花嫁は自宅で花婿の訪問を待つ
数日前まで友人と過ごしていた花嫁(友人も)前日になるととても忙しそうでした。
招待客の出席者のリストをボードにするのだそうですが、そのリストが未着ということでとてもはらはらされていました。
ボスニアの結婚式披露宴会場付近の宿泊先ホテルまで私たちを案内すると、一度自宅に行くと行って出て行きました。
その後花婿さんが自宅に訪れていたようです。
セルビアでは結婚式の前日に花婿が花嫁の家を訪れるという伝統的な風習があるようです。
結婚式当日
衣装、髪型は自分でやることも
午前中は花嫁の友人は髪型や衣装などの準備をしています。
披露宴は13:00から始まりました。
友人はメイクアップアーティストということもあり、ヘアメイクは友人が手伝っていました。
まずは披露宴会場へ向かう
13:00開場のため、12:30には披露宴会場に向かいました。
席はあらかじめ指定されており、私は友人席に座りました。
軽食や飲み物も用意されていて、自由に飲食できる形式でした。
教会へ行く
式は15:00からということで時間になると各々教会に向かいます。
私たちは弟さんの車に乗せて行ってもらいました。
教会で結婚式
友人の場合はかなり伝統的な式のようで長い時間をかけて行うものでした。
私はドイツ語もセルビア語もわかりませんが、牧師さんからの言葉は日本の教会で行うものよりも長いものでした。
こちらが教会結婚式の様子はこちら
ブーケトス
式が終わって、新郎新婦と写真撮影が終わると新婦が教会から出てきて、ブーケトスをします。
私はもらえませんでしたが、、
服装
服装についてもマナーがあります。
ただし、そこまで厳しいとは感じませんでした。
(女性)
- 教会では袖のある格好をする。
- サンダルやミュールではなく、ハイヒール。
(男性)
- スーツが基本(ただし夏の場合必ずしもジャケットを着る必要はなし)
披露宴
教会での式が終わると披露宴会場に戻って披露宴が始まります。
日本との違いはまず、音楽です。
バンドを呼んで、ライブミュージックのパフォーマンスがあります。
一日中飲んで、食べて、歌って、踊って、、と披露宴はなんと真夜中まで続きます。
みんなノリノリで踊ってます。
さすがヨーロッパって感じでした。
こちらはケーキ入刀前
ゲストの宿泊や交通などの手配は新郎新婦が行う
これは日本も同じですが、私は新婦の友人だったのですが、交通費や宿泊費は彼女が全て手配、支払いももってくれました。
海外もこのような文化だったとは驚きです。
海外の結婚式と日本の教会での結婚式はあまり変わりはない
とても暖かいご家族でみなさんの愛をとっても感じた結婚式でした。
招待してくれた友人に感謝です。
マナーや様子に関しては、日本の教会で行うキリスト教式の結婚式と海外で行う結婚式とはそこまで大きな違いはありません。
日本でも教会で行う結婚式はキリスト教の様式がほとんどだからでしょうか。
セルビアでの結婚式に招待されているあなた、もしくは海外の結婚式がどのようなものなのか知りたいあなたの参考になれば嬉しいです。
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