外資系企業に向いている人はどんな人?!

      2021/04/02

この度不運にもリストラにあいまして、3月末で退職ということになりました。私が勤めていた会社は誰もが知るような大手外資系企業だったのですが、やはりこのコロナ渦の経営不振に勝てず、私のポジションがなくなることが決定されたそうです。

自分の勤務先での4年半年を思い出しながら、外資系企業に合う人というのがわかってきたので、今回は性格やタイプも含め外資系企業に向いている人、性格や必要とされるスキルについて紹介したいと思います。

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外資系に向いているのはこんな人!

専門での経験・スキルがある

外資系企業では日系企業に比べ、新入社員を育てるという概念があまりありません。一人一人がそれぞれ持っているスキルを生かして活躍する場という考えが強いように思います。ですので日系企業に比べて即戦力、ポジションに合った経験とスキルが必要になります。

ただ経験が若干足りなかった場合でも語学など他でカバーできる場合もあります。

フレンドリーでオープンな性格であること

性格はフレンドリーでオープンであった方が絶対にいいです。日系の会社ですと、課長とか部長ってちょっと偉そうな雰囲気があったりしませんか?外資系ではそれはあまりよくありません。たとえ上の役職に就いていたとしてもオープンに接すること、顔色を気にしすぎず自分の意見を言うことは外資系でうまくやっていくためにはとても大切です。

上司が言うことに従う

日系の会社でもそうですが、まずは上司が言うことには従える人というのが基本です。上司にいつまでに資料を作るように頼まれた、上司が好む手順で仕事を進めるように言われた場合などですね。

外資系だと自由な気風や自分の意見を言いやすいというイメージがあるかもしれません。確かに上司に対しても日系の会社に比べて相談しやすかったり、自分が思っていることを言いやすい雰囲気は確実にあります。

それは外資系企業(海外)では上司が部下の面倒をみることは当たり前で部下のマネジメントやヒヤリングというのも上司の仕事の一つだからです。

ただ上下関係は日系の会社と同様に厳しいので(もしくは日本以上に)、必ずしも上司の言うことがいつも正しいとは限らないという例外ももちろんありますが、上司からの指示は絶対なので(話し合いで変更する可能性もありますが)、従える人が向いています。

自分で考え何とかする

基本的には問題があったときにどう対処すればいいのか自分で考え対処するのが求められます。もちろん問題が発生したときにはまず上司に相談します。でもそのあとの対応は割と自分にかかっているんです。

もちろん上司がその場でアドバイスしてくれて、対応してくれる場合もあります。ただ全て上司が対応できることでない場合もあります。ですのでまず自分でなんとかしようと考えることは大切です。

よくも悪くも実力主義なので、ただ指示を待っているだけでなく、自分でなんとかすることが必要です。

自分の考えを持ち発言する

ミーティングで発言しないのはいないのと同じと聞いたことがあります。つまり何か発言しなければいないと扱われてしまうんです。人と違う意見でも全然構わないので、新人だろうと年齢が若かろうと、とにかく自分の考えを持って発言すれば周りの人は聞いてくれます。

仕事を楽しむ精神がある

外資系で働く場合、仕事に情熱的であることがとても大切だと思います。やはり自分の情熱を傾けられるものでなければ考えやアイデアは出てきません。日系の会社では好きな仕事でなくても、義務や責任だからと言って仕事に取り組むこともあるかもしれません。毎朝満員電車に乗っている人の顔を見れば一目瞭然ですよね。

仕事が好きであること、仕事を楽しんでいること、というのは外資系企業でとても求められるように感じます。なぜなら人は自分の好きなことというのは表情や言動にも現れて仕事のパフォーマンスにも繋がるからです。

そして海外の人は自分が楽しめない仕事というのはやるべきではないという考えが多いように感じます。嫌だったらやる必要はない、というのが外資系企業で働いてみて感じたことです。

最低限の英語

英語に関しては外資系と言えど必須でない場合もあります。自分の仕事が好きで、仕事を楽しめる上記のような人なら正直英語というコミュニケーションツールがなかったとしても業務がうまく行くことが多いからです。

最低限の英語は必須ではなくてもできるに越したことはありません。なぜなら英語が流暢な人の方が昇進のことを考えると大きなポジションに就きやすくなったりするからです。最低コミュニケーションできるレベルにはなっておくのが理想です。

外資系企業は転職エージェントを通して採用を行っている

私が外資系企業で仕事をしてみて、外資系企業に向いている人を挙げてみましたが、無理に自分をフレンドリーや情熱的な人に装うことなく、自分が働いてみたいと思ったら働いてみてもいいのではないでしょうか?外資系企業では実力主義で年齢によるハンデなども日系企業に比べてはあまりないため、厳しいこともあるかもしれませんが、お給料は日系企業より多かったりします。

コロナ渦ではありますが、このような状況下でも業績を伸ばしている企業はあるようです。外資系企業はなかなか自社で採用は行っていないため、転職エージェントを通して採用を進めることが多いんです。

外資系企業の採用をたくさん取り扱っている転職エージェント

ヘイズインターナショナル

私が実際に利用したエージェントはヘイズインターナショナルというエージェントでした。外資系企業のクライアントをたくさん持っている印象です。担当者も外国人。

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン

JACリクルートメント

ハイクラスの採用案件を取り扱っているエージェント。外資系企業は一般的に日系企業よりも給与が高いことが多いので、給与アップでの転職時には考えてみてもいいでしょう。

JACリクルートメント

外資系企業に挑戦してみよう!

外資系企業では経験と専門スキルがあって、オープンでフレンドリー、最低限の英語がわかる人にとっては合っている職場である可能性が高い気がします。経営次第で今回の私のように自分のポジションがなくなるなど、リストラは日系企業よりも可能性が高いことはあるかもしれませんが、私はこれからも国問わず、多国籍企業で働いてみたいと思っているので、実際に働いてみて得るものは大きかったかなと思っています。

外資系で働いてみたい方の参考にしていただければ嬉しいです!

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